自閉症 それがどうした!
本日、今治市社会福祉協議会主催の『自閉症 それがどうした!』の著者、
濱田斉子さんと濱田晋太郎さん親子の講演会へ行ってきました。
母親の斉子さんより、晋太郎さんの幼児期から学童期、思春期、成人期へと成長してきた過程をお話ししてくださいました。
障がい児を育ててきた母親としての観点から、実際に体験してきた困りごとや不安だったこと、
頑張ってきたこと、感動したことなど、お母さんだからこその経験を聞くことができました。
「きっとみんなが通る道」であろう、辛かったこと、、もたくさんあったこと。
斉子さんの言葉にあった、
できないのは子どものせいではない ⇨ できないのは周りの工夫が足りないから
まさにそうです。支援者である私たちにもとても響く言葉でした。
・真面目をやめてお母さんも一緒になって楽しむ
・経験を積ませる
・何でもとにかくやってみる
・一人では抱え込まない
・お母さんが笑って暮らしていくことが大切
斉子さん自身、そう思えるまでは簡単なことではなかったとおっしゃっていました。
子どもも大人も、障がいがあろうがなかろうが、一人じゃ暮らしていけない。
本当にそうです。困ったとには誰かに頼る!
そうやって日々暮らしていけるんだと納得です。
晋太郎さんとお母さんである斉子さんは、自分で選択することや特性をいかすことを恐れずやってきたからこそ
乗り越えてきたこともたくさんあるのだろうと思います。
晋太郎さんが、子どもの頃から習っていた空手を披露してくれました!
高校を卒業してからのお仕事や余暇を自分で選択し、今では車の運転免許も取得されています。
現在、晋太郎さんは松山空港のANAカウンターで荷物の担当として勤務をされているそうです。
自分の暮らす街が、障がいのある人が暮らしやすい街であるのか。
子どもたちには、たくさん色々な経験をさせてあげたいなと思いました!
晋太郎さんにサインをいただきました。
本日のお話を聴き、私たち支援者できること、するべきことを話し合いながら
各施設、また明日から子どもたちに関わっていきたいと思います!
またいつか濱田さん親子にお会いできたらいいなぁ。
ありがとうございました♡